ビットコイン(Bitcoin)のハードフォークによって分裂するスーパービットコイン(SuperBitcoin)が予定されていた日程よりも早まり、本日12/12(火)になる見通しとなりましたね。
いよいよスーパービットコインのハードフォークかと思っておりましたが、急遽海外取引所Yobit(ヨービット)にて、ビットコインのハードフォークから誕生した『ビットコインユナイテッド(BitcoinUnited)』なるコインが取引開始となっています。
急遽現れた、ビットコインユナイテッドとは何者なのか。今回はそこをまとめていきたいと思います。
ビットコインユナイテッドとは一体なにもの?
元々予定されていたようですが、スーパービットコインの影に隠れたハードフォークという印象がありますね。BitcoinUnited公式サイトも存在しており、Whitepaper(ホワイトペーパー)もしっかりと記載されておりました。
ビットコインユナイテッドのホワイトペーパー(本文はこちら)によるとビットコインのセキュリティへの意識の低さで送金スピードの遅さから、『安定した価格で決済に有効活用でき、スマートコントラクトをサポートする通貨を目指す』との事です。
スマートコントラクトと言うと、イーサリアムなどにも導入されており、決済の記録だけでは無く契約内容なども同時に記録し保存するシステムの事を言います。つまりは、ビットコインのように価格の上下が激しくなく、より安全な通貨である『ビットコインユナイテッド』を作る事が今回のハードフォークの目的となるのかと思います。
海外取引所Yobit(ヨービット)では既に取引が開始されている!
海外の仮想通貨取引所として有名なYobit(ヨービット)が既にBitcoinUnitedの取扱いを12/12(火)よりスタートしています。
見て頂くと分かるようにBTCUN(BitcoinUnited)が既に取引に追加されている事が分かります。BitcoinUnlimitedと勘違いされている方も多いかもしれませんが、Unlimitedは通貨ではありませんのでご注意ください。
12/12(火)現在では価格は1BTCUN=95ドルほどの値を付けており、今は安定した価格変動となっています。
このBitcoinUnlimitedは、1BTCに対して1BTCUNが付与されると公式Twitterでは発言をしていました。
Bitcoin United balances added (1:1 btc)
— Yobit.Net (@YobitExchange) 2017年12月11日
Trade is open: https://t.co/VHW4fyINCz
事前のお知らせ等は無く、Yobitでビットコイン(BTC)を保有しているトレーダーには付与されたようです。Yobitではこれまでのビットコインのハードフォークで誕生したコインの付与を続けており、いち早く対応をしており、今後予定されているビットコインのフォークでもコインが付与される可能性も高いのではないでしょうか?
年末にかけて、また年始からもビットコインのハードフォークは予定されているので、Yobit(ヨービット)にビットコインを預けておくのも利益を出す1つの手かもしれませんね。