仮想通貨は1000種類以上あるといわれ、それに伴い仮想通貨の交換を行う取引所といわれる事業所があります。
日本では、仮想通貨法により正式に認定された仮想通貨取引所が16社ありますが、国外にはそれを遥かに上回る数の取引所が存在します。
ここでは、それらの仮想通貨取引所を国内と海外という形で分け、それぞれの特徴やメリット、デメリットなどを紹介したいと思います。
国内取引所の特徴
安全性が高い
国内取引所の特徴の一つとして挙げられるのは、その安全性の高さです。
日本では仮想通貨法が整備され、仮想通貨交換業を営む事業者は金融庁への登録が求められます。
そこでは様々な情報が登録され、利用者財産の分別管理や利用者への情報開示も義務付けています。
そのため、国内取引所は金融庁の管理の下で高い安全性を保っています。
法定通貨と言語サポートが利用できる
国内取引所を利用する最大の利点は、何といっても日本円が使用できるという点です。
海外取引所の多くは円に対応しておらず、法定通貨で取引をしようとしたら、一度ドルやユーロに換えるといった作業が必要になります。
一方、国内取引所では日本円で取引ができるので、入出金において利便性が大変高いです。
また仮想通貨の取引はネットワーク通じて行われますが、取引に関するトラブルが起きた時、日本語で問い合わせることができるため安心です。
取引種類が少ない
国内取引所のデメリットとしてよく指摘されるのが、その取引種類の少なさです。
海外取引所では、何百種類の仮想通貨を取り扱っている所が当たり前に見られますが、国内取引所では一番多くの種類を扱っている取引所でも10~20種類ほどです。
また日本では規定が厳しくなっていることもあり、まだマイナーで信用度の低い仮想通貨はまず取り扱いされません。
そのため、日本で取引が始まる頃にはすでに価格が成熟しきっていることも多く、大きな利益を得たいという投資家にとって、国内取引所の利用は魅力が小さいものとなっています。
海外取引所の特徴
取引種類が豊富
海外取引所の最大の特徴は、仮想通貨の種類が豊富だということです。
中には200種類以上の仮想通貨が取引されているところもあり、同様に大変マイナーな仮想通貨も扱っています。
そのため今は全く価格がついていない仮想通貨でも、いつかは急上昇するという可能性に賭ける投資家にとっては、この取引種類の豊富さは最大の魅力です。
規制がない、もしくは少ない
海外は仮想通貨への規制が比較的少ないといわれています。
仮想通貨には価格の変動が激しいといった特徴があり、投機的な目的で取引を行う人の注目を集めます。
一般に政府はその投機性を懸念するもので、規制を設けることで価格や取引を安定させようとしますが、海外にはそのような規制があまり見受けられません。
取引する人の多くは、大きな価格変動による大きなリターンを求めています。
そして仮想通貨の取引に友好的で、規制の兆候が少ない海外取引所で取引を行う方が取引の恩恵を受けやすいと考えられます。
ICOが盛んに行われている
海外ではICO(イニシャルコインオファリング)という仮想通貨での資金調達が盛んに行われています。
このICOの中には、売り出し価格から100倍の値をつけたものもあります。日本でもICOの言葉はよく目にしますが、実際に行っているのは海外がほとんどです。
現行プロジェクトの中で、どれだけICOで資金調達が行われたを比率にして紹介しているプラットフォームがあるのですが、日本のICOで始まったプロジェクトはなんと0.6%未満です。
最もICOが盛んな国はアメリカで、現行プロジェクトの20%がICOで開始されています。次にロシアの14%、イギリスの10%と続きます。世界で見ると、0.6%の日本ではほぼICOが行われてないといえます。
仮に海外のICOに参加しトークンを入手したとしても、国内取引所ではまずそのトークンを売買できません。そのためICOで利益を上げたいと考える人は、海外取引所を利用する必要があります。
取引だけではないユニークなサービスがある
海外取引所の中には、ユニークなサービスを提供している事業所があります。
取引所といえば、利用者同士の需給をマッチングさせたり、一定のレートで仮想通貨を売買したりするのが一般的ですが、海外取引所には、売買したい人が自ら広告を出すマッチングサイトを運営する事業所もあれば、仮想通貨をローンという形で貸し出している事業所もあります。
また仮想通貨との交換に100種類以上のギフトカードが使える取引所もあります。
取引量や取引種類などは限られているかもしれませんが、一度このような取引所を利用してみるのも面白いかもしれません。
法定通貨が使えない
海外取引所では日本円はほとんど使えません。
そのため法定通貨で取引をする場合は、ドルやユーロに換える、もしくは受け取ったドルやユーロを日本円に換える手間が発生します。
また、取引所によっては全く法定通貨を取り扱っていない所もあり、その場合は一度、国内取引所などで仮想通貨を入手して取引を始めるといった必要があります。
言語サポートがない
海外取引所は基本的に英語で運営されており、対応言語に日本語がない取引所がほとんどです。
そのため万が一何かトラブルが派生し、サポートセンターに連絡を取らないといけない場合、英語で問い合わせをする必要があります。
ただし、最近はグーグルなどの翻訳サービスも発達しており、さほど大きな問題にはならないのではないでしょうか。
おすすめの国内取引所と海外取引所
国内取引所でおすすめしたい取引所はビットフライヤーです。ビットフライヤーはビットコインの取引高が国内1位で、何より安全性が違います。
あらゆるセキュリティ対策を行っており、もちろん金融庁への登録も行っているので信頼性が違います。
bitFlyer(ビットフライヤー)
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海外取引所では、圧倒的バイナンスをおすすめします。このバイナンスはサービスを開始してなんと3か月で24時間の出来高ランキング4位となりました。
取り扱い通貨も100種類と多く、ICOで発行されたトークンを厳選しながら次々と追加していく、今最も勢いのある取引所です。
セキュリティやサポートに関してもかなり信頼できる取引所なので、まだ使ったことがないという方は、一度利用されてみてはいかがでしょうか。
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