海外取引所で口座開設をする際に本人確認書類の提出が必要な場合があります。国内の取引所では本人確認書類の提出が義務付けられているので、絶対に避けては通れないものです。
特に法定通貨は本人確認書類が未提出ではトレードは勿論購入する事も出来ません。
どうして本人確認書類の提出が必要なのか?
どうしてかというとマネーロンダリング(資金洗浄)対策のためで、出処の分からない送金を防ぐ事を目的としてます。
とくに仮想通貨はセキュリティの問題で不安な面があり、犯罪に使われる心配があります。
そのため書類提出と聞くと面倒なイメージですが、自分の大切な資金を守るためと思うと積極的に書類提出が出来ますよね?
本人確認書類に利用できる書類を確認!
海外取引所によって違う場合もありますが、基本的に下記の書類が利用されます。
- 運転免許証
- パスポート(日本国が発行する旅券)
- 個人番号カード
- 住民基本台帳カード(顔写真あり)
- 各種健康保険証
- 各種年金手帳各種福祉手帳
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外国公的書類(海外外国人用)
書類提出をする際の注意点!
ちなみに海外取引所に限った話ではありませんが、本人確認書類の提出に不備があり承認が下りないというトラブルをよく聞きます。
そのトラブルの理由は少しのミスや不備だったりするため下記ではスムーズに本人確認書類を提出するための注意点をまとめてみました。
- 書類は有効期限内のものにする
- 口座開設時に登録した住所と同じものを提出する
- 写真を撮って提出する又はコピーする際ははっきりと写ったものにする
書類は有効期限内のものにする
もちろんの事ですが、書類の有効期限内のものに限ります。
ただし住民票の写しや印鑑登録証明書の有効期限って記載がないので分かりにくいですよね?
海外取引所の規定によるので全てそうだとは言えませんが、基本的に発行から3ヶ月以内のものが有効とされるため、住民票の写しや印鑑登録証明書などを利用する際は発行日を確認して提出をしましょう。
口座開設時に登録した住所と同じものを提出する
これも基本的な事ですが、本人確認書類を提出する理由として本当に存在してる人物なのか特定するためです。
そのため口座開設時に登録した住所と提出する書類が本人だと確認できるものでなければいけません。
もし引っ越しで住所が変わった、結婚して苗字が変わったという方は新しい住所や新しい苗字が記載されている箇所(免許証であれば裏面)も一緒に添付又は転送しましょう。
写真を撮って提出する又はコピーする際ははっきりと写ったものにする
これはよく書類不備として再提出させられる理由でも多いトラブルで、「見切れていた」「本人確認書類の画像が薄い」「書類の文字がにじんで見えない」などが上げられます。
そのため海外取引所で本人確認書類を提出する際は枠内にしっかり収まっていて、書類の文字がはっきり映っているものを送りましょう。