コインの基本情報・特徴
発行上限枚数 | 発行上限なし |
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オープン時期 | 2015年7月30日 |
公式サイト | https://ethereumclassic.github.io/ |
アルゴリズム | Proof of Work(Ethash) |
ETC(イーサリアムクラシック)の特徴
ETC(イーサリアムクラシック)とは、イーサリアムからハードフォーク(分裂)して生まれたコインです。
ETCが生まれた理由は、イーサリアムがハッキングの被害を受けた「The DAO事件」という経緯があります。
このThe DAO事件とは、2016年6月に起きたイーサリアムのプロジェクトの「The DAO」バグを利用したハッキングです。
この事件で、総額65億円相当のETHが不正出金されました。
これに対し、分散型という考え方に反するという声があったものの、不正送金を無効(なかったこと)にするために、イーサリアムは強制的にハードフォークを行っています。
その時に誕生したのが、イーサリアムクラシックです。
通貨がハードフォークすると、基本的にフォークした通貨と同じ性質を持つため、ETCには、これと言ってETHと異なる特徴は見られません。
スマートコントラクトも書けますし、分散型アプリケーション(DApps)を開発することもできます。
しかし強いて言うならば、イーサリアムよりも安全性や非中央集権に重きを置いている点にあります。
また今後は、開発や方向性に違いが見られてくるといわれ、ロードマップでその方針を明らかにしています。
価格の推移
ETCは、1月に5000円台に迫る勢いで上昇していましたが、その後わすか2週間足らずで2000円を切る価格をつけました。
しかしその後、ハードフォークなどの情報もあり、2月に入りまたもや、最高値に迫るほどの高騰を見せています。ETCの強さを感じさせられますね。
将来性・開発状況
イーサリアムクラシックは、2018年1月にロードマップを発表しました。
そこには、マイニングの難易度を上げる「ディフィカルティ・ボム」を取り除いたり、ETCの公式ウォレット「Emeraid Wallet」のアプリ版リリースなどが上げられています。
またイーサリアムクラシックは、IoTの分野へ進出を視野に入れた開発を行っており、この分野では、IoTのために考案されたIOTAと競合の形にあるといわれるほどです。
ETCの今後のイベント・ファンダメンタル情報
2018年5月24日 | ハードフォーク |
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5月未定 | 分散型取引所「Radex」のローンチ |
5月24日:ハードフォーク
マイニングの難易度を上げる「ディフィカルティ・ボム」を取り除くハードフォークが予定されています。
5月未定:分散型取引所「Radex」のローンチ
ETCのブロックチェーン初となる分散型取引所「Radex」がローンチされます。
SNSでの評判
2月の高騰は、ハードフォークへの注目といわれていますが、IoTへの期待も価格の上昇につながっているかもしれませんね。
ETCを取り扱っている取引所
bitFlyer(ビットフライヤー) | 国内でETCといえばココ!詳細はこちら |
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DMM bitcoin(DMMビットコイン) | ETCにレバレッジがかけられる!詳細はこちら |
Binance(バイナンス) | 取引高世界1位!海外でETCを取引するならバイナンス詳細はこちら |