2017年12月「Huobi(フオビー)がSBIホールディングスと資本提携をする」というニュースが話題となりました。

それをきっかけに認知度がドンドン上がり、今では国内外で最も注目される取引所の1つとなっています。
そして、2018年1月24日に行われたオリジナルトークン「HT Token」のプレセールでは、なんと1分で完売するなど、フオビーは今とにかく勢いに乗っている取引所です。
そこで今回は、そのHTに焦点を当てトークンの仕組みや将来性を検討してみたいと思います。
はたしてHTの需要はこれから伸びるのでしょうか。
Huobiの独自トークン「HT」とは?
Huobiは、2018年1月24日~2月7日の期間限定で独自トークン「HT」の発行を行いました。
このHTは、5億枚を発行上限としたトークンで、プレマインやセールを一切行わず、全て無料で付与されました。
Huobiによると、発行上限の60%がユーザーへ、20%が開発チームに、残りの20%はユーザーへの報酬とプラットフォームの運営に使われるとのことです。

(2月1日に取引も開始され、現在はBTC、ETH、USDTといった主要通貨との取引が行えます。)
HTでできること
「HT」には主に3つの特徴があります。
- 手数料の割引
- 買戻しの制度(コインバーン)
- HTトークン保有者への特典
1つ目は、手数料の割引です。
Huobiでは、月額でHTを支払えば「VIP会員」になることができ、高いランクのVIPになると、手数料が最大50%オフとなります。
2つ目は、買戻しの制度です。
Huobiは「年間を通して市場のHTを買い戻しながら、流動性のバランスを調節する」と発表しています。そして買い戻されたHTは、ユーザー保護のための資産、万が一の補償金などに使うとしています。
3つ目は、HTを持つことで得られる特典です。
HTを持っているユーザーは、Huobiで上場されるトークンが貰えたり、Huobiにサービスに関する要望などを伝えることができるとのことです。
HTの入手方法とポイントカードの使い方
※4月20日追記:今はHTの付与が終了しポイントカードに無料でついてくることはありません。この部分は飛ばして、よかったら「ポイントカードの仕組み」から読んで下さい。
それでは、どのように「HT」を入手できるのでしょうか。
1つは取引をすることです。現在の所、BTC, ETH, USDTのペアで取引ができるようになっています。
もう一つは、Huobi Point Cardと呼ばれるポイントカードを買うことです。
「HT」は無料で付与されるとありましたが、ポイントカードを購入することで「HT」が特典として付いてきます。これがつまり付与ということでしょう。

このように、100ポイントを「100USDT」で購入すると「50HT」が一緒についてきます。
しかしこれだけ見ると、50HTを100USDTで買っているような気がしませんか。このポイントとは何に使うのでしょうか。
ポイントカードの仕組み
1ポイントは1USDTで購入できますが、まとめて購入すると1000ポイントを800USDTで購入できたりします。
そして、このポイントは手数料の支払いに使われます。
例えば「XRP/USDT」のペアでUSDTを売ったときに「0.15USDT」の手数料が発生するとします。
このときポイントを持っていれば、自動的に0.15ポイント(=0.15USDT)を使って手数料を支払うことができるというものです。

(↑ちなみにポイントは取引履歴で確認できます。)
また、これがXRPで手数料を支払う場合でも、USDTに換算して支払われます。
先ほど紹介したように、ポイントはまとめて購入すると安くつくので、Huobiでよく取引をされる方にはメリットが大きいサービスです。
HTの将来性
ここで最後にHTの将来性を見ていきましょう。
HTは2月1日の上場から、一週間の価格変動は以下のようになっています。

どのトークンでも、取引所への上場後は高い確率で価格が高騰し、その後下落するものですが、HTは一度下がり傾向にあったものの、その後はゆるやかな伸びをみせています。
ユーザーの期待が少し見え隠れしていますね。
※4月20日追記:こちらでは2月時点で価格に対し、この2か月でどのような変化を見せたか価格の動きを追記しています。

こちらはイーサリアムとの相場ですが、2か月で約4倍もの上昇を見せていますね。
この期間はビットコインを始めとする仮想通貨全体がのび悩んだ期間ですが、にもかかわらず右肩上がりです。

取引所自体の人気も通貨の将来性を左右します。これは、2018年2月8日の出来高ランキングですが、世界第5位の出来高を持っています。
その中でHTのペアがTOP8、9に見られるなど、着実に注目が集まっていますね。
※4月20日追記:こちらでは4月20日の出来高を追記しています。

取引高ランキング(4月20日)では第3位にランクしています。
じわじわと人気が上がっていますね。世界1位のバイナンスに追いつく日がくるのでしょうか。
HTは今が買い時!
独自トークンの成功例に、海外取引所バイナンスの「BNB」というトークンが挙げられます。
このBNBも、手数料の割引や買い戻しの制度がありますが、当初は10円にも満たなかったBNBは、一時期2300円の値をつけるなど恐ろしいほどの高騰を見せています。

Huobiは、中国大手取引所とあってユーザーの注目を集める機会は多いです。これからさらにHTが伸びてくることはまず間違いないでしょう。
価格が上がっていくまえに「HT」に投資しておくのが得策です!

(↑最後にフォロワー3万8千人を持つ取引のプロ @henashampさんのツイートをどうぞ。)
