1月31日午後2時過ぎ、金融庁に認可されている国内仮想通貨取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」で新たにLISK(リスク)の取り扱いが開始されました!
まずは上場直後のビットフライヤーのチャート画像をご覧ください。驚きの値の上がり方です。
上場前は2,500円付近をさまよっていたLISKですが、上場直後から一気に値が上がり短時間で3,500円付近まで値を付けています。
国内取引所は海外取引所と比べ通貨の新規取り扱いが滅多に行われず、今回の上場も事前に告知していた訳では無くサプライズ的な上場でした。
それに今まで国内でLISKを取り扱っていたのは金融庁に認可されていなかったCoincheck(コインチェック)のみでしたが、金融庁に正式に認可されているビットフライヤーに上場と言う事が安心感から値を上げたのではないかと思われます。
余談ですが人気海外取引所であるBINANCE(バイナンス)では一時4,500円付近まで値を上げました。
今回上場されたLISKとはどんな通貨なのか、将来性があるのかを解説していきたいと思います。
LISK(リスク)ってどんな通貨?
仮想通貨LISKとは、イーサリアムと同じスマートコントラクト技術を持った分散型アプリケーションプラットフォームです。
スマートコントラクト…契約を自動的に実行して保存してくれる機能。 分散型アプリケーションプラットフォーム…特定の管理者を置かず、ユーザ全員がお互いのサーバーにアクセスする仕組みのサービス、アプリ。
イーサリアムと同じなら既にシェアを大きく広げているイーサリアムでいいんじゃないの?と思う方がいるかもしれません。
しかしLISKにはイーサリアムには無い特徴があるのです。それは「サイドチェーン」と呼ばれるもので、メインチェーンの他にもう一つブロックチェーンがあり、問題が発生した場合などはそのサイドチェーンだけを修正すればいいので柔軟な対応が可能です。
イーサリアムにはこの「サイドチェーン」が無いので、過去約50億円相当のETHをハッキングされた際にメインチェーンを書き換える対策を行った為「イーサリアム」と「イーサリアムクラシック」に分裂してしまいました。
メジャーな言語で作られている為プログラマーが参入しやすい
LISKと対比されるイーサリアムは「Solidity」と言う独自の言語を使っており、開発しづらいなどの問題があるのですが、LISKは「javascript」と言うメジャーな言語を採用している為に開発しやすい、プログラマーが参入しやすいと言う利点があります。
LISKの将来性は?これから上がるの?
LISKは2018年2月20日にリブランディングを控えています。
リブランディング…通貨のロゴや公式サイトのデザイン、通貨の名前などを変更し認知度やブランドイメージを高める事
過去リブランディングが行われた通貨(darkcoin→DASHなど)は値が上昇しており、LISKは大きな資金、時間をかけてリブランディングが行われる予定なので、かなり期待が持たれています。
そして4月にはアプリケーション開発ツールの配布が行われ、LISKの動きが活発になります。実際にLISKが使われるようになり、需要が増えてくると価格も上がってくると思われます。
LISKを買うならビットフライヤー!
現在国内でLISKが買える業者は、今回取扱が開始されたビットフライヤーのみとなっております。ビットフライヤーは金融庁に認可されており、顧客の資産も安全に保護しているのでオススメです。
2018年、本格始動するLISKは期待できる通貨の1つと言っても良いでしょう。