いま絶好調のBinance。先日「GIFTO」のトークンセールを行ったばかりですが、早速第2弾「Bread(ブレット)」のトークンセールも開始しました。
GIFTOは開始1分でトークンが完売したようですが、今回のBreadも約3分足らずで700万のトークンが完売したようです。Binanceの勢いすごいですね。
それでは今回も人気のトークン「Bread」について、その特徴や仕組みをまとめていきたいと思います。
Breadとは?
Breadとは、モバイルウォレット「Bread Wallet」を開発したプロジェクトチームです。2014年にリリースされ、ビットコインのネットワークに直接接続する初めてのモバイルアプリとして注目を集めました。公式サイトはこちらです。「https://token.breadapp.com/jp/」
このプロジェクトチームは「世界最大の分散型金融機関」を目標とし、モバイル端末一つで、資産の管理や、様々な決済が行えるプラットフォームの開発を行っています。
そして今回、さらなるサービス拡大のため「Bread Rewards」と呼ばれるリワードプログラムを開始し、そのベースとなる通貨として「Bread(BRD)」の発行を行っています。
リワードプログラム「Bread Rewards」とは?
リワードプログラムとは、よく製品の購入やサービスを利用してくれる顧客に、割引やポイントといった特典を与えるといったプログラムです。航空会社のマイレージやクレジットカードのポイント還元もこれにあたります。
そして「Bread Rewards」とは、BRDを保有するユーザーに様々な特典を与えることで、さらに多くのユーザー獲得を目指したリワードプログラムです。
それでは、このBread Rewardsにはどのようなものがあるのでしょうか。
手数料の割引が受けられる
特典の1つ目は、手数料の割引です。Breadには、アプリ上でビットコインやイーサリアムの売買が行えるというサービスがあるのですが、これを利用するには、手数料を支払う必要があります。
しかし、BRDを使用すれば通常より少ない手数料でこの取引を行うことができます。例えば、売買の手数料が5ドルとすると、BRDトークンを使えば3ドル分の手数料で取引を行うことができます。
またBRDは市場の価格に応じて変動するので、今後価格が上昇していけば、よりこの特典の効果が見られるようになりそうです。
様々な機能やサービスが無料で利用できる
2つ目の特典は、無料利用権です。BRDを保有していると、Breadで提供されている機能やサービスを無料で利用することができます。
Breadは、ユーザーが自らで資産を管理できるウォレットを目指し、運用実績や状況を確認できるツールを開発すると言っています。
その他にも、最新の仮想通貨に関するニュースやトークン関連情報、様々な専門家による市場分析など、様々なサービスを提供していく予定とあります。
そして、一定以上のBRDトークンを保有するユーザーは、これらの機能やサービスを無料で利用できるとのことです。
BRD保有者限定のサービスがある
3つ目の特典は、保有者限定のサービスです。BRDを保有していると、トークンクラウドセールへの早期アクセスや、優先的に新機能の利用が行えます。
またアプリ以外でも、エグゼクティブチームと直接コンタクトがとれたり、BRDを保有するユーザーのみ参加できるネットワーキングイベントなど様々な特典がつくとのことです。
これからの見通しと計画
Breadは、ホワイトペーパーでこれからの計画とどのように目標を達成するかを説明しています。
今年度には、イーサリアムとERC20トークンの入出金と保管のサービスを開始し、2018年にはこれらのポートフォリオ管理が行えるプラットフォームを開発するとあります。
そして、世界中の仮想通貨取引所と提携によって、取引が可能となるシステムを作り、その後も、直接預金や公共料金の支払いといった機能を続々と追加していくとのことです。
もちろん日本もBreadのサービスの展開される国の一つであり、今後事業が上手く進展すれば、このモバイルアプリで一つで様々な決済が可能となるかもしれません。
Binanceで取引が開始される?
Binanceは、12月18日に自身の公式サイトやツイッターで、Breadのトークンセールの内容を公開しました。そして700万のトークンが瞬く間に完売となっています。
The Second Token Sale on #Binance Launchpad Starts on 2017/12/19 12PM (UTC)!https://t.co/0JcB361HRw pic.twitter.com/OWtIwzlpjI
— binance (@binance_2017) 2017年12月18日
まだ正式に上場や取り扱いの話は出ていませんが、GIFTOはトークンセールの4日後にはBinanceで上場されています。この例を見るとBRDの上場もまず間違いなさそうですね。
ICOなどの新興通貨は、上場後に価格を上昇させるといったものが多く、GIFTOもICO価格の約3倍ほどの値を付けたそうです。詳しくはこちら「1分で33億円も調達したICO「GIFTO」が早くもBinance-バイナンスに上場!今が買い時!?」
今回のトークンセールもBNBとETHで行われたとのことで、今後上場が決まるとなると、まずこの2つの通貨がペアとなると考えられます。
その中でBNBは比較的安価で買える状態なので、Breadを使ってみたいと思う方は今のうちにBNBを入手しておいてはいかがでしょうか。