仮想通貨投資にはどんな取引方法がある?

国内取引所には「販売所」と「取引所」というサービスがあり、仮想通貨の取引方法がそれぞれ違いましたね。

一方、海外取引所では、この販売所と取引所といったサービスを明確に区別していない取引所がほとんどです。

では海外取引所では仮想通貨がどのようにやり取りされているのでしょうか。国内取引所と比較しながら見ていきましょう。

海外取引所ではユーザー同士の取引が基本

海外取引所は、基本的に国内でいう「取引所」を運営している所がほとんどです。

プラットフォームにある「Buy / Sell」もしくは「Trading」 という所でユーザー同士が仮想通貨の取引を行います。

中には、国内でいう「販売所」のようなサービスを提供している取引所もあります。

そのようなところでは、仮想通貨がすぐに買えるという特徴から「Instant Order」と呼ばれたりします。

海外取引所での取引種類

仮想通貨の取引種類と注文方法は、基本的に国内取引所と同じで、大きく分けて「現物取引」「信用取引」の2つがあります。

海外取引所ではこれをそれぞれ、「Trading」「Margin Trading」と呼びます。

仮想通貨取引所では、基本的に現物取引が行われており、信用取引を併せて設けている事業者はそれほど多くありません。

この2つの取引の違いは、取引を行う通貨が自己資本かどうかという点ですが、詳しくは「仮想通貨取引における信用取引とは?レバレッジとは違う?」で説明します。

海外取引所での注文方法

仮想通貨の取引には現物取引、信用取引とありますが、どちらの取引でも注文方法が選択できるようになっています。

一般的なのは、「成行注文」「指値注文」「逆指値注文」です。海外取引所ではこれをそれぞれ「Market (conditional) Order」「Limit Order」「Stop Order」と呼びます。

取引所によっては、この3つの注文方法に条件を加えた注文方法を設けている所があります。

例えば、「Fill or Kill Order」という注文方法がありますが、これは指値注文(Limit Order)の一つです。

他にも逆指値注文(Stop Order)にさらに条件を加えた「Trailing Stop Order」といった注文方法もあります。

成行注文、指値注文、逆指値注文などの違いに関しては、「仮想通貨取引における現物取引とは?」で説明しています。

相場とペア

仮想通貨の取引を行う時は、まず取引を行いたい仮想通貨の市場(相場)を選択します。

この市場は「Market(マーケット)」と呼ばれていますが、市場を選択するということは、ベースとなる仮想通貨を選択するということです。

取引の場であるマーケットには、不特定多数の人が参加していますが、取引自体は一対一(通貨 対 通貨)で行われます。そのためベースとなる通貨と、交換に使用する通貨を選択する必要があります。

ここでいうベースとなる仮想通貨を選ぶとは、それを買って他の仮想通貨を売る(Buy)もしくはそれを売って他の仮想通貨を買う(Sell)というように、取引の主体となる通貨を選ぶということです。

ちなみに、この取引の主体となる通貨は「主軸通貨」と呼ばれ、交換に使用する通貨は「決済通貨」と呼ばれます。

仮想通貨取引にはよく「ペア」という用語が使われますが、この主軸通貨と決済通貨の組み合わせがペアと呼ばれるものです。

そしてペアはBTC/JPYのように、主軸通貨/決済通貨の順で表記されます。

例①ビットコイン市場

例えばビットコインを取引を行いたいとします。それにはまずビットコインの市場に行き、決済通貨を選択します。

このビットコイン市場に、イーサリアムとライトコインが決済通貨あったとします。

ここでイーサリアムを決済通貨に選んだとすると、ペアはBTC/ETH、ライトコインを選ぶとBTC/LTCとなります。

そして、例えばBTC/ETHのペアで買い注文(Buy)を入れると、ETHを売ってBTCを買います。売り注文(Sell)を入れると、BTCを売ってETHを買います。

主軸通貨を基に考えます。主軸通貨を得るのが買い、手放すのが売りです。

例②ライトコイン市場

同じ取引所でライトコインを取引したいとします。

ライトコインの市場に行くと、決済通貨はビットコインしかありませんでした。ペアでいうとLTC/BTCとなります。

そしてこのペアに買い注文(Buy)を入れると、BTCを売ってLTCを買い、売り注文(Sell)を入れると、LTCを売ってBTCを買います。

主軸通貨を基に考えます。主軸通貨を得るのが買い、手放すのが売りです。

注意点

ここで注意しないといけないの、各市場で決済通貨が異なるという点です。

ビットコイン市場には、イーサリアムとライトコインがあったのに対し、ライトコイン市場にはビットコインしかありませんでした。

つまりこの取引所では、イーサリアムとライトコインの交換を行っていないということです。

そのためイーサリアムとライトコインの交換する場合は、一度ビットコインを間に挟む必要があります。

取引における専門用語

日本で「板」と呼ばれる、価格と買数量、売数量を示す情報は「Order Books」と言われます。この情報でどの価格にどれぐらい注文が入っているか分かります。

また買注文を「Bid」、売注文を「Ask」と呼びますが、これは国内取引所でも同じです。

注文量は「Unit/Amount」で表されます。どのくらいの量を取引するかはここで選択します。

注文方法は「Type/Option/Order」で表記されています。ここでMarket order、Limit Order、Stop Order などを選択します。

取引所によっては、注文方法が異なります。指値注文(Limit Order)しかない所もあれば、Fill or Kill Orderなどの条件的な注文方法を設けている所があります。

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