コインの基本情報・特徴
発行上限枚数 | 10億枚 |
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オープン時期 | 2017年9月1日 |
公式サイト | https://www.thetatoken.org/ |
アルゴリズム | イーサリアムに依存 |
Theta(THETA/シータ)の特徴
Theta(THETA/シータ)とは、ブロックチェーンの技術を使って、ハイスピードかつクオリティの高いストリーミングを実現しようと始まったプロジェクトです。
2017年9月のICOで、THETAと呼ばれるトークンを発行し、1億3000万円の資金調達を行いました。
プロジェクトの開発目的として、初めにThetaは、今日のビデオストリーミング市場には3つの問題点があると指摘します。
まず1つ目に、今日のコンテンツでは低品質の配信が行われ、一時停止などの問題が頻繁に起きているという問題です。
(↑インターネットの通信が遅いといった原因の7割近くが、ビデオ配信によって起きているといわれています。)
2つ目は、サイトの運営に莫大なコストがかかり、そのためクリエイターなどの報酬が減っているという問題です。
そして3つ目に、今の配信サービスは集権的で、プラットフォームや広告主が、報酬を独占するといった現象があるといった問題があげられます。
Thetaは、これらの問題をブロックチェーンの技術を使って解決しようとプロジェクトの開発を始めました。
Theta(THETA/シータ)が提供するサービス
Theta(シータ)は、大きく分けて3つのソリューション(問題解決策)を提供しています。
1つ目は、ユーザーが使用していないメモリと帯域幅を共有するというシステムです。
これにより、ハイスピードかつ高クオリティのストリーミングを提供することができます。
- 帯域幅(Bandwidth)
- 帯域幅とは、通信に使われる周波数の範囲(Hz)。一般に帯域幅が広いほど通信速度が速いといわれるので、通信速度を表すことが多い。すべてのデバイスはいくらか余分な帯域幅を持っており、デバイスが使用されていないときでも発生している。
(使用していないメモリや帯域幅を他のユーザーに提供し、提供者にはTHETAトークンが支払われます。↑は寝ていてもトークンが稼げるというユーモラスな画像です。)
2つ目は、従来の配信ネットワークにP2P(個人から個人)や分散型システムを採用するというものです。
これにより、効率的な配信が可能になるといわれています。
3つ目に、中央集権的なネットワークを取り除くというものです。
その結果、コストを大幅に削減でき、クリエイターが多くの収益を得られることが期待できます。
そしてこれらの仕組みを回すインセンティブとして、ThetaのトークンであるTHETAが活用されるとのことです。
- Thetaのインセンティブ
- ■ 配信の中継はトークンのマイニングで行われる
- ⇒ THETAが貰えるので多くのマイナーがビデオ配信に貢献する
- ■ 使用していないメモリを他のユーザーに提供する
- ⇒ THETAが報酬としてもらえる
- ■ コンテンツ制作者へトークンを送ることができる
- ⇒ 質の良いコンテンツほどTHETAが貰えるので、創作意欲が高まる
- ■ 広告にはトークンの消費が必要
- ⇒ THETAが消費されることで価値が上がる
- ■ 視聴者も報酬が貰える
- ⇒ 視聴者もTHETAが貰えるため利用者が増える
他にもThetaには、オープンソースで誰でも開発に参加できる、視聴者向けのDappsを開発できるといった、様々な特徴があります。
またThetaは、eスポーツ、音楽、テレビ、映画、会議、ライブストリームといった数多く分野で利用されるといわれています。
価格の推移
現在のところそれほど大きな価格変動は見られていません。
これからが期待できる通貨といえるでしょう。
将来性・開発状況
THETAは、毎月100万人以上が利用するeスポーツ・ライブ・ストリーミング・プラットフォーム「SLIVER.tv」に導入されているトークンです。
2017年12月にすでにトークンの利用が開始され、3月にはSLIVER.tvのプラットフォームと完全統合しています。
このSLIVER.tvとは、360°VRでeスポーツを楽しめるプラットフォーム(特許取得済み)で、さまざまな世界大会の運営元とパートナーシップを提携しているメディアです。
(↑SLIVER.tvは、わずか半年で50%以上もの成長率を持つ、ド級の勢いがあるメディアです。)
VRやeスポーツはこれからさらに盛り上がるとされる分野で、その先駆的なメディアのトークンであるTHETAには大きな期待が集められています。
またThetaには、あのYouTubeの共同創設者「Steve Chen」氏もアドバイザーとして参加しているのでかなり有望なプロジェクトといえるでしょう。
Thetaの今後のイベント・ファンダメンタル情報
2018年 | 6月30日 | テストネットのリリース |
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2018年6月30日:テストネットのリリース
Thetaのテストネットが6月末にリリースされる予定です。
SNSでの評判
THETAを取り扱っている取引所
Huobi(フオビー) | THETAといえばココ!詳細はこちら |
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Binance(バイナンス) | 世界ランキング1位!詳細はこちら |
THETAの入手方法
THETAは、Huobi(フオビー)での購入がおすすめです。
しかしHuobiは海外取引所のため、まず国内で通貨を買ってフオビーに送金する必要があります。
そこで、お得に送金するおすすめの方法は、Zaif(ザイフ)でBTCを買って送金する方法です。
そして国内から送金したBTCを使ってTHETAを購入しましょう!
他にも「国内から海外に送金するお得な方法」をこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい!
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