こちらでは、トレーディングビュー(TradingView)の分析ツールについてご紹介しています。
トレーディングビューの分析ツールは、市場を読むテクニカル分析を行う上で、非常に重要なツールです。
こちらの記事では、便利な分析ツールやその使い方などを、画像を使ってわかりやすくご紹介しています。ぜひ参考にしてみて下さい!
登録がすでに済んでいる、ログインが行えるという前提で話を進めていきます。そもそもトレーディングビューって何?という方はこちら「【仮想通貨攻略】トレーディングビューとは?「登録方法」や「無料版と有料版の違い」もご紹介!」を参考にして下さい。
チャートの見方
それでは、早速分析ツールを使ってみましょう!
と、いいたいところですが、まずはチャートが何を意味するかを知らなければ始まりません。
そこで、まずはトレーディングビューを使う上で基本となるチャートの見方をご紹介します。
グラフにも「棒グラフ」や「折れ線グラフ」があるように、チャートにも様々な種類があります。
その中で、もっとも基本とされるチャートは「ローソク足チャート」です。
みなさんもどこかで見たことがあると思いますが、このような四角形に線が伸びている指標を「ローソク足」といいます。
- ローソク足
- 始値:一番初めの取引価格
- 終値:一番最後の取引価格
- 高値:その日についた最も高い値段
- 安値:その日についた最も低い値段
- 陽線:始値より終値が高い線(ここで言えば緑)
- 陰線:始値より終値が低い線(ここで言えば赤)
- 上ヒゲ:実体から上に飛び出した線
- 下ヒゲ:実体から下に飛び出した線
陽線とは、一番最後についた取引価格が一番初めの取引価格よりも高い、つまり「始値<終値」の足を表します。
始値から価格が上下し、一度は価格が始値を下回りますが、その後大きく上に振り、最後に終値の価格で落ち着いた動きです。
一方、陰線は一番最後についた取引価格が一番初めの取引価格よりも安い、「始値>終値」の足を表します。
一度は上昇した価格が下降し、最後に少し上昇して終わった市場がこのような足となります。
このローソク足は、その日の価格がどこで始まり、どこで終わったかという単純な指標ですが、この価格の変化からいろいろな意味を読み取ることができます。
「上ひげの長い陽線は価格上昇」「下ヒゲの長い陰線は価格下落」というように、ローソク足からはある程度のトレンドを読むことができます。
他にも、トレーディングビューには「バー」や「カギ足」といった違う形の指標がありますが、基本はすべて始値や高値といった価格の変化から動きを見るものです。
「ローソク足が〇〇だと〇〇する」といった分析方法は他にもたくさんあるので、いろいろ勉強していくと頼みのツールになるはずです。
インジケーターとは?
価格の値動きは、ローソク足といった指標を使うほかに、「インジケーター」といった全体の流れを読みながら相場を予測する方法もあります。
- インジケーターとは?
- インジケーター(indicator)とは「指標」「測定器」といった意味をもつ英単語です。投資においては、価格の変化をある原則に当てはめて、データ化、視覚化した指標をいいます。
このインジケーターには100以上もの種類があり、これらを使うことで「市場のトレンド」や「どこで価格が反発するか」といった様々な予測ができます。
またローソク足では判断できないような、長期的な予測もインジケーターではできるので、かなり使い勝手がいい分析ツールです。
トレーディングビューのチャート画面上にある「インジケーター」をクリックすると、中央に様々なインジケーターが表示されます。
この中から選択するだけでインジケーターがチャートに反映されるので、使い方はいたって簡単です。
(インジケーターは使い方というより、それが何を意味しているかを知ることの方が、難しいところだと思います。)
それではここで、その代表的かつかなり便利な分析ツールをいくつか使ってみましょう。
移動平均線
「移動平均線」とは分析ツールでも代表的なののひとつで、初心者から投資のプロまで愛用しているインジケーターです。
この移動平均線は、一定期間の終値の平均値をつなぎ合わせた線をいい、相場がどうのような動きを見せているか判断するために使います。
使い方としては、上のメニューにある①「インジケーター」をクリックし、②「内蔵」の中から ③「移動平均線」をクリックします。
すると上のような移動平均線が表示されます。
移動平均線の長さ(データをとる期間)は、左上に表示される「設定(歯車アイコン)」で変更できます。
他にも色やスタイルも変更できるので、自分用にカスタマイズしてみて下さい。
ボリンジャーバンド
移動平均線と同じく、テクニカル分析になくてはならないのが「ボリンジャーバンド」です。
このボリンジャーバンドは、価格がこのバンド内に収まるという目安で、これを見ればある程度価格の上限や下限がわかります。
使い方としては、移動平均線と同じく「インジケーター」をクリックして「内蔵」から「ボリンジャーバンド」を選択します。
するとこのように、ボリンジャーバンドがチャートに反映されます。
長さはバンドの幅は、移動平均線と同じく「設定」で変更できるので、確認してみましょう。
RSI
「RSI」とは、市場の流れや心理を客観的なデータとして表示するインジケーターです。
縦軸には、0%から100%の数値がふられており、折れ線が100%に近いほど「買われすぎ」、0%に近いほど「売られすぎ」といったトレンドだとわかります。
RSIは、上の2つと同じく「インジケーター」から「RSI」をクリックすると、チャートの下に表示されます。
もちろんRSIも「設定」で長さや色を変更できるので、チェックしておきましょう。
描画ツールを使ってみよう!
インジケーターは、いろいろな研究や学問にもとづいた、非常に精密な分析ツールです。
しかし、トレーディングビューの最大の魅力は、描画ツールを使って市場を分析できるという点にあると思います。
インジケーターでは測れない細部のデータも、ラインを引いたりすることで見えることがあるので、この際ドンドン使っていきましょう!
ここでは、描画ツールでも基本となる「トレンドライン」を引いてみたいと思います。
まずは、画面左のツール一覧から「トレンドライン」を選択しましょう。
続いて、ラインを開始したい点をクリックし、そのまま終点まで伸ばします。
そしてラインを引き終わる点で、もう一度クリックをするとラインが完成します。
ラインを引く時のポイントは、上昇トレンドのときは安値を繋いでいくように、下降トレンドの時は高値を繋いでいくようにラインを引きます。
そして、ラインをまたいで、もしくはラインに達する前に価格が大きく変化するときが、トレンドが転向するときです。
トレンドラインの他にも、角度によってトレンドの強さがわかる「ピッチフォーク」や、比率を使ってトレンドを判断する「フィボナッチ・リトレースメント」といった色々なツールがあります。
これらのツールを駆使して、市場の流れを読むのがトレーディングビューを使う醍醐味です!
アイデアも参考にしよう!
トレーディングビューには、他のユーザーの分析方法などを閲覧できる「アイデア」という機能があります。
こちらのアイデアをご覧下さい。(Cyskerさんという方のアイデアを引用しています。)
先ほど引いてみた「トレンドライン」を使って相場を予想しているものですが、どこにラインの引くべきかといったポイントをここから学ぶことができます。
また、よい分析を行っているトレーダーは多くのフォロワーを持っており、初めはその人気のトレーダーをそのままコピーするのもありです。
(中には分析が複雑すぎて、コピーしようにもできないようなトレーダーも多くいますが。。。)
トレーディングビューの分析ツールを使う上で、この「アイデア」はどの分析ツールよりも役に立つツールかもしれません。
分析ツールは勉強が必須
以上が、トレーディングビューのチャートや、初歩的な分析ツールのご紹介となります。
これらのツールは使うことができれば強力なツールですが、ツールが何を意味するかがわかっていないとまったく使えないツールでもあります。
そこで重要なのは、折れずに勉強を続けること。
自分でいろいろ試したり、アイデアを参考にすることで、これらのツールが何を指しているかわかっていくはずです。
当サイトでもいろいろな攻略方法をご紹介していくので、いっしょに勉強していきましょう!
トレーディングビューを使った「仮想通貨攻略法」もご紹介!
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