こちらの記事では、トレーディングビューを使った仮想通貨の「攻略方法」をご紹介しています。
ぜひここで紹介する「分析ツール」や「テクニカル分析」を、仮想通貨取引の参考にしてみて下さい!
トレンドラインと移動平均線
投資の基本はトレンドを読むこと
仮想通貨において、基本であり最も重要とされるものは、大きな市場の流れを読むことです。
いま市場では買いが強いのか、売りが強いのかといった市場のトレンドをみることが、仮想通貨で勝つための鉄則となります。
例えば、ローソク足が大きく伸びているので通貨を買ったところ、いきなり価格が急落したとします。
そんな時、皆さんならどうされますか?持っている通貨を急いで手放すべきでしょうか?
実は上昇トレンドだったのに売ってしまう、下降トレンドなのにホールドしてしまう、ということは投資において大変勿体ないアクションです。
そこで、簡単ではありませんが「市場の流れを読む」ということが、仮想通貨での勝率を上げる、そしてリスクを回避する最も重要なポイントになります。
まずはトレンドラインを引いてみよう!
では実際にどうやってトレンドを読むのか。
そんなトレンドを読むのに最適なツールがトレーディングビューにはあります。「トレンドライン」です。
このトレンドラインとは、チャート上に描画ツールを使って引く線をいい、ローソク足同士の先端を結ぶことで市場のトレンドを見ることができます。
(↑ トレーディングビューにあるトレンドラインはこちら)
ラインを引くときのポイントは、上昇トレンドかを見たいときは安値を、下降トレンドかを見たいときは高値を繋いでいくようにラインを引きます。
(※ラインを引くときは「実体」か「ヒゲ」に沿って引くべきかといった議論がありますが、実体に沿ってラインを引く方が正確な分析をしやすいという意見が有力なので、ここでは実体をおすすめします。)
そして、このトレンドラインを使って「トレンドの転向点を見極めよう」というわけです。
- トレンドラインの引き方
- ■ 上昇トレンド:ローソク足の最安値を繋いでいく
- ■ 下降トレンド:ローソク足の最高値を繋いでいく
それでは、まず上昇トレンドを見てみましょう。
このように、ローソク足の最安値を繋いでいくようにラインを引いていきます。
そして、肝心のトレンド転向の見極めポイントですが、上の画像を見て下さい。
このように、ラインを超えきれず価格が下落し始めると、トレンドが下向き転向するポイントです。
こちらは、下降トレンドのチャートです。
上昇トレンドのチャートとは反対に、ローソク足の最高値を繋いでいくようにラインを引きます。
ところで、画面右でラインを超える陽線が出ていますが、この後どのように価格が動くでしょう?
ラインを超えた陽線が出た途端、価格が上昇しました。
このように、トレンドラインを引くことで市場の大きな流れを掴むことができ、大きな利確やリスク回避に繋げることができます。
- トレンド転向の見極めポイント
- ■ 下降トレンドへの転向:ラインを超えず価格が下落
- ■ 上昇トレンドへの転向:ラインをまたいで価格が上昇
移動平均線を使ってさらに正確に読む
トレンドライン以外にも、市場の流れを読むことができるツールはたくさんあります。
その中でも、非常に人気が高いのが「移動平均線」というインジケーターです。
この移動平均線とは、一定期間における終値の平均値を線で結んだもので、平均を取る期間ごとに「5日移動平均線」「25日移動平均線」「13週移動平均線」などさまざまな種類があります。
価格の平均値を取ることで何がわかるかというと、価格がこの平均値の上にあるか下にあるかで、売りや買いの強さがわかります。
例えば、現在の価格が「5日移動平均線」より上にある場合は、5日間の平均より買い気配が強く、下にあると売り気配が強いということです。
そして、この平均値の期間を25日、13週、26週と延ばしていくことで、短期、中期、長期といった相場の流れを見ることができます。
それでは、実際に移動平均線を引いてみましょう。
まず画面上のメニューから①「インジケーター」を選択し、②「内蔵」から ③「移動平均線」を選択します。
するとこのように、移動平均線がチャートに表示されます。
画面右上にある「設定(歯車のアイコン)」をクリックするとメニューが表示され、ここで5日、25日といった平均値の変更が行えます。
無料版では、最大3つまでインジケーターを出すことができます。
「設定」から平均線の色やスタイルも変更できるので、自分で見やすいようにカスタマイズしてみて下さい。
ゴールデンクロス・デッドクロスとは?
それでは、ここから本格的に分析ツールをつかった「テクニカル分析」を行っていきましょう。
今回ご紹介する分析方法は「ゴールデンクロス」「デッドクロス」の2つです。
ゴールデンクロス
ゴールデンクロスとは、2つの移動平均線が交差するポイントで、期間が短い方の線がもう一つの線を「下から突き抜ける交点」をいいます。
上の画像を見て下さい。(トレンドラインと移動平均線を2本引いたチャート)
まずローソク足がトレンドラインを交差したことでトレンドが転向します。
続いて「5日移動平均線」が「25日移動平均線」を突き抜けたポイントで、価格が大きく上昇したのがみえると思います。
このタイミングが、ゴールデンクロスを狙ったときの買いポイントです。
デッドクロス
デッドクロスとは、2つの移動平均線が交差するポイントで、期間が短い方の線がもう一つの線を「上から下に交差する点」をいいます。
上の画像を見て下さい。(トレンドラインと移動平均線を2本引いたチャート)
「5日移動平均線」が「25日移動平均線」を上から下に交差したポイントで、価格が大きく下落したのがみえると思います。
このデッドクロスが起きると、ゴールデンクロスとは反対の動きをするので、売りポイントとなります。
ゴールデンクロス・デッドクロスを狙ってみよう!
ゴールデンクロスとデッドクロスは、比較的見つけやすくしかも大きな効果が期待できるポイントでもあります。
価格変動が大きな仮想通貨では、これらのクロスが発生する頻度もかなり多いので、タイミングよく取引を行いましょう!
ちなみに今回、どれほどこのテクニカル分析が使えるのか実際に検証をしてみました。
検証に使用した取引所は「BitMEX(ビットメックス)」といって、日本語対応、レバレッジがかけられる、しかもトレーディングビューが導入されているというおすすめの取引所です。
こちらが、6月15日13時21分に行った分析になります。
↑ このようにトレンドラインと移動平均線を引いてみました。(BitMEXにはトレーディングビューが導入されており、ほぼ同じ機能が使えます。)
トレンドラインを引くと下降トレンドにあるとわかり、デッドクロスも確認することができたので、これからさらに価格が下がる予想しました。
(BitMEXは、ビットコインFXを提供している取引所で、ビットコインを持っていないくても「ショートポジション」つまり売りから入ることができます。)
そして気になる結果は。。。
24時間後には20,000円ほどの価格下落が起きています!
BitMEXでは、レバレッジを最大100倍までかけることができるので、ここでレバレッジをかけていれば、たった24時間で何倍もの利益を出すことができます。
ただし、今回の検証は短期の流れ(小さな価格幅)を図ったもので、トレンドとしてみるには、データを取る期間をもう少し長くとるべきです。実際このチャートは「レンジ相場」というトレンドがあまり見られない相場を指します。
もちろん「トレンドライン」や「移動平均線」が絶対というわけではありません。
しかし今回の検証で、これらのテクニカル分析を行うと、ある程度の価格変化が読めるとわかっていただけたと思います。
ぜひみなさんもこれらの分析ツールを使って、仮想通貨の勝率を上げていってください!
他の攻略法もチェックしてみよう!
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