アメリカ大人気ドラマ「シリコンバレー」でICO!?シーズン5で仮想通貨が盛り上がるか?

みなさん、あの分散型インターネットを開発している「Pied Piper(パイドパイパー)」社が、ICOで資金調達を行うとの情報が入りました!

今回のICOで発行するトークンは、PPI(Pied Piper Coin)といわれ、数十億ドルプロジェクトともいわれるパイドパイパー社が行うとあってかなりの期待が!?

シリコンバレー

。。。すみません。

今あげた情報はすべてフィクションです。(パイドパイパー社は架空の企業で、実際には存在しません。)

実は、アメリカの大人気ドラマ「シリコンバレー」が、「ドラマ内」でICOを題材とするエピソードを放映したというだけの話です。

ただし、仮想通貨に関連する話題ということで、今回少しその内容をまとめて見ました。

日本でもAmazonプライムビデオにて大人気配信中とのことで、色々チェックしていきましょう!

目次

米人気ドラマ「シリコンバレー」とは?

シリコンバレー

シリコンバレーとは、2014年に放送が始まり現在シーズン5までがアメリカで放送されている、IT企業を題材としたコメディードラマです。

あらすじとしては、さえない主人公リチャード・ヘンドリックスが、ただの音楽ストリーミングアプリとして開発していた「データ圧縮アルゴリズム」。

この技術が、実は世界を変える「画期的なアルゴリズム」だったことで話がスタートします。

シリコンバレー

(↑ 主人公のリチャード・ヘンドリックス)

そして、その技術のあまりの有望さに大手IT企業 Hooli(フーリー)が1000万ドル(10億円)で買収の話を持ち掛けますが、それを断って自身の会社「パイドパイパー」を設立し、会社を大きくしていくというものです。

このドラマの見どころは、まずとにかくユニークなキャラクターが登場する点です。

リチャードと協力してプラットフォームの開発を行うチームには、ブラックジョークを連発するキャラや、いい人間だけど道徳的にずれていることを発言するキャラなど、一人ひとりの個性がかなり強いです。

シリコンバレー

(↑ 常にお互いを罵り合うプログラマー達)

また、もう一つの見どころは、実際の企業の運営や、それに伴う困難などをリアルに描写している点にあります。

常に他の企業から買収されそうになったり、取締役員から自分のつくった会社をクビにされるなど、キャラクターが幾度となくトラブルに巻き込まれます。

シリコンバレー

(↑ 開発したビデオチャットアプリが大人気となり、テレビ出演などで天狗になるデニッシュ。この後「児童オンライン保護法」に引っ掛かり、210億ドルの罰金を受けそうになります。)

とにかく笑えて、とにかく先が気になる。シリコンバレーは、そんな一度見だすと止まらないドラマです。


シーズン5におけるICOの経緯

それでは、シリコンバレーではどのように仮想通貨やICOが紹介されたのかを見ていきましょう。

5月6日にオンエアされたシーズン5のエピソード7 “Initial Coin Offering” では、パイドパイパー社がどうしても資金調達が必要になってくる事態が起きます

シリコンバレー

そこで、今まで融資を受けていたベンチャーキャピタルからではなく、別の方法で資金調達を行おうという話になります。それがICOです。

これにより、出資を行う企業や取締役会からの、経営に関する拘束を受けなくなるとして、CEOのリチャードはICOを行うことを決心します。

シリコンバレー

(↑ ICOの価格を見守る開発チーム。果たしてその価格は?)

ICOはこれまでも、詐欺といったネガティブワードが付きまとうものでした

しかし「シリコンバレー」の主人公たちようなホワイトな企業が、仮想通貨を発行し資金調達を行おうということで、従来のICOのイメージとは少し異なります。

このようにシリコンバレーは、今までネガティブに捉えられがちであったICOを、肯定的にストーリーに取り入れている点でかなり話題となっています


ドラマが仮想通貨を取り上げると?

2017年11月に全米視聴率No.1のコメディー「ビッグバンセオリー」が、ビットコインを題材としたエピソードを放送します

「The Bitcoin Entanglement」というタイトルのエピソードでは、あるキャラクターが以前マイニングしていたビットコインを売買しようとする内容です。

bigbang theory

このビッグバンセオリーは、視聴率No.1の超ヒットドラマで、これにより1260万人以上もの視聴者が「ビットコイン」「マイニング」「ウォレット」という言葉を耳にしたとの報道があります。

みなさんもよくご存じの通り、2017年11月から12月にかけて爆発的な普及と、価格の高騰が起きました。

もちろんこのドラマの影響とはいいがたいですが、少なくとも、このような人気のあるメディアが仮想通貨を取り上げることで、認知度や信頼度がさらに高まっていくということは間違いありません。


まとめ

以上が今回ご紹介したかった内容となります。(ほとんど海外ドラマの紹介のようになってしまったかもしれません。)

人気ドラマといったメディアの取り入れられることで、仮想通貨はさらに大衆化されたものになってきています

上で紹介した「シリコンバレー」のシーズン5は、もうすぐAmazonプライムビデオで配信されるということで、仮想通貨を応援する方から、コメディー好きまで要チェックの内容です。

これからも、エンターテインメントだけではなく、様々な分野で仮想通貨を盛り上げていってほしいですね!

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